|
進角マップ作成手順
それでは、順を追って進角マップの作り方を説明していきます。画像が見づら
かった場合、画像をクリックすることで拡大表示されます。

|
まず、ソフトを起動すると左のような画面が表示されます。
ツールメニューの中から、[File]をクリックすると、
左のようなリストが表示されます。
この中から、[New Table]をクリックします。
|

|
すると、左のような画面が表示されます。
これは、進角マップのベースを決めるためのものです。
左側がイニシャルタイミング、右側がアドバンススロープです。
これは、ダイヤル調整と全く同じため、ダイヤル調整をした場合、ここのつまみでダイヤル調整と全く同じ数値にすればそのときの進角マップが見ることができ
ます。
進角マップを自作する場合、基本的にどんな数値でもよいですが、イニシャルタイミング、アドバンススロープともに「5」にするのが無難だと思います。
|

|
上の画面で数値を決定して「OK」をクリックすると、進角マップが表示されま
す。
下側にあるのが点火時期を記した表で、上側にあるのが3Dマップです。
表の行(MAP)はマニホールドの負圧で、これはアクセル開度に比例していま
す。「16」がアクセル全閉時、「30」がアクセル全開時です。
表の列はエンジンの回転数です。
|

|
以後、自分の好きなように値を入れていくわけですが、値の入れ方は2パターン
あります。
一つ目は、下側の表に値を入れていく方法。
まるっきしエクセル感覚で使えるので、こちらがポピュラーな方法と言えるでしょう。
もう一つが、上側の3Dマップの任意の場所でマウスをドラッグし、マップを上下させて設定する方法。
どちらの方法を使用しても、マップ、表ともに値が更新されます。ここで、自分の満足いくマップを作成してください。
アイドリングで3拍子を出したいという方は、1000回転未満(「0」,「500」の列)の負圧「16」の値を「0」にしてみてください。
|

|
進角マップが作成できたら、次はパラメータの設定です。
[EDIT]-[Edit Module Parameters]を選択します。
すると、下側の画像のウィンドウが表示されます。ここで、スピードメータの調整やその他もろもろの設定をしていきます。
@メモ
リの選択。
ラジオボタンで[EEPROM Advance Tables] か [FLASH Advance
Tables]のどちらかを選択します。進角マップを自作した場合は必ずEEPROMの方を選択します。FLASHを選択してもマップはアップロードされ
ません。
AInitial
Timing
[Fixed Initial
Timing]にチェックを入れると、イニシャルタイミングの設定が可能になります。しかし、イニシャルタイミングはダイヤル調整でできるので通常チェッ
クを入れる必要はありません。進角マップを自作した場合でもイニシャルタイミングはダイヤル調整で変更できます。逆に、ここでイニシャルタイミングを設定
した場合ダイヤルもそれに合わせておいてアップロードを行わないと同期が取れなくなり正常に動かなくなる可能性があります。
ここでセットするメリットは何もないので、チェックをはずしておきましょう。
BRPM Limit
Aと同様、[Fixed RPM
Limit]にチェックをいれるとリミット回転数の設定がここでできるようになります。ここも通常はチェックを入れる必要はあありません。RPM
Limitの場合はここで設定してしまうとダイヤル調整が聞かなくなってしまうと思います。これもまたここでセットするメリットは何もないと思われるので
チェックをはずしておきましょう。
CCranking
Revs
これは、セルをスタートさせたとき、エンジンが何回転したら点火を始めるかというものらしいです。マニュアルではほとんどのTCは「0」が最適とのことで
す。特別な理由がない限り「0」にしておきましょう。
DRear
Cyl Offset
これは前にもちょっと書きましたが、リアシリンダーの点火時期の調整です。詳しくは分かりませんがレーシングユースでない限り「0」にしておいたほうがよ
いでしょう。少し遅らせると3拍子が出やすくなる
なんてうわさはきいたことがありますが・・・。
EVSS
Frequency (Hz) at 100KPH
これは必ず調整が必要です。ここは、スピードメータとオドメータの調整部分です。これをきちんと設定しないと、スピードメータ、オド
メータともに狂ってしまいます。
しかし、ここの値はデフォルトでは書き換えることができません。通常、ここを書き換えるためにはモジュールとPCを繋ぎ、モジュールのマップをダウン
ロードした後の状態にする必要があります。
ところが、そんなことをしなくとも書き換える方法があるのです。
マップを保存すると[ *.tbl]ファイルが作成されるのですが、これをメモ帳などで開くのです。
メモ帳で開くと左のようになっており、
!VSSFreq:
1501
と書かれています。
ここの値をご自分の車種に合わせた値に変更して上書き保存すると、パラーメータ設定画面にそれが反映されます。値は、車種ごとに違うので必ずマニュアルを
参照してください。
|

|

|
VSS
Frequencyの値ですが、表にまとめて見ました。もし設定する場合は、
必
ずマニュアルも確認してみてくださいね。
車種
|
Vss Frequency の値
|
Sportster 883
|
1635 Hz
|
Sportster 1200
|
1526 Hz |
Dyna (FXDP以外)
|
1583 Hz |
Dyna FXDP
|
N/A (not availableの略でしょうか。) |
| Softail (FXSTD以外) |
1501 Hz
|
Softail FXSTD
|
1506 Hz
|
| Touring Models (Police以外) |
1493 Hz |
| Touring Models (Police) |
1435 Hz
|
さあ、以上で進角マップの作成は終了です。最後にきちんと保存をしてください
ね。
ここまでくればもう後はアップロードだけです。
|